事業収益を上げる方策は、以下の3点:
(1)売上拡大
(2)費用削減
(3)資産(現金)回転率UP
昨今、忘れさられているのが、3点目。『資産運用立国』と言われる中、個人の資産運用が殊更に強調されていますが、注目すべきは、事業者の資産運用。すなわち、回転率のUPにあります。
[参考]回転率UPの具体的方法(一事例)につき、こちら学び(2)『業務フローチャート』(協働)による「入金計上」の早期化活動
クレジットやQRコード決裁の採用は慎重に
したがいまして、未だに残存する日本の「手形文化」を廃止する等々。重要課題は事業者の資産(現金)の回転率向上です。クレジットやPayPayなどのQRコード決裁での売上計上は、回転率を下げることになります。したがって、事業者は、売上計上、即日、現金で支払ってもらうのが最も好ましいことになります。
もっとも、❝それでは不便❞と、顧客離れが生じるかも知れません。業種・業態、顧客特性に応じ、それぞれのメリット・デメリット、売上拡大と費用削減との見合いで比較検討し、上記のクレジット決済等の採用を決めることが求められます。
現金の扱いは注意を要します、厳重に管理しよう!
なお、黒字倒産に至らぬよう、回転率向上と同時に「現・預金管理」にも意を払います。また、現金の扱いには、別の意味でリスクがありますので、「現金が回転率最高」とはいうものの、「振込み」とすべきです。
その他、気づきの都度、発信してまいります。疑問点・ご質問はいつでも以下より「お問い合わせ」ください。