「三方よし」を表現する水芭蕉の三葉です。

『壁』をこわす「プログラム」(はじめに)

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はじめに

1.本「プログラム」の目的:

企業経営上、立ちはだかる『壁』を如何に「タタキ壊し」、変革を成し遂げるか。その方法につき、『日立の壁』(以下、「本書」といいます)に学び、汎用原理を探り、「プログラム」を作成・公開する。もって広く、事業経営者/改革推進者が、事業構造の変革をすすめる際の「思考と行動」の技術・ツールに供する。

2.「プログラム」作成の方法:

(1)本書の各フェーズ(「章立て」)に沿い、以下の視点が提供する要語(「問題解決技法」及び「経営革新技法」のキ ーワード)を使用し、変革の「プログラム(【見出し】)」を作成する。
 ●視点1:問題解決アプローチである「システム思考」視点⇒カッコ書き(【事実前提・・・】等)とする。

 ●視点2:経営革新ツールである「BSC」視点 ⇒カッコ書き(《財務の視点》等)とする。
(2)本書の「章立て」に合わせた【見出し】として、「序章」~「おわりに」までを順に、【1】~【11】とする。
(3)各【見出し】の中身(コンテンツ)については、本書を参酌しながら、当サイト代表原田の【三現主義】により現場の実務を遂行する中で取得した「ノウハウ、知見、アイデア、技能、技術等」を抽象要語化し、文章化する。同時に、当該文章に関連する情報として、当サイトの具体の「実践事例」及び他者の具体的「参考情報」を紹介する。

作成者のプロフィールはこちら

(4)本書のどこに該当するかを文末に(P**)と本書のページ数を記載する。
(5)本「プログラム」に訪問された読者(=あなた様)の会社(事業)を、当社と表現します。

3.注意事項:

(1) 上記2.(1)記載の「システム思考」(の定義)では、『目的』という要語は使用せず、専ら『目標』といいます(「最下位目標」→「下位目標」→「上位目標」→「最上位目標」)。しかし、当サイト(原田)は次(※)のように区別して使用します。

【重要】『目標』と『目的』のちがい!


(※)『目標』は、一定の数値目標の場合に使用し、『目的』は、実現イメージ(状態)を目指す場合に使用します。したがって『目的』(『ビジョン』)と表現することが多くあります。(時間軸でみると『目標』は短期、『目的』/『ビジョン』は中期・長期となります。しかし、この関係は一直線上に、かつ一度のみあるのではなく、いわゆるスパイラルに繰り返し・繰り返し巡り来る(むしろ積極的に設定される)ものです。)

『目的』が重要であり、このように定義する事由、こちらをご覧ください 

(もちろん『目標』も重要ではありますが、数字目標であるので、財務上、自ずと決まります。例:営業利益率8%必達!等。一方の『目的』は上位の『価値』(存在意義)や『理念』への道程上の実現ビジョン(「イメージ・状態」/幸福感・満足感といった五感で得られるもの)であるため、人のモチベーションにも関わり極めて重要です。)

一方、本書の場合、『目的』『目標』は使用せず、『理念』『価値』『ビジョン』を使用しています。(■日立グループ・アイデンティティ(P207~)の中で、『企業理念』/『創業の精神』(『価値』)/『ビジョン』の関係について定義しています。)

因みに、当サイトにおいて『価値』は「パーパス」と考えています。『パーパス』(「志」ないし「存在意義」ともいいます)。『理念』は、当サイトでは『三方よし』となります。

~ここ(本書)での『ビジョン』は当サイトが使用する『目的』に近く、『価値』は、当サイト(当「プログラム」)では、『システム思考』の定義に従い、一部次のように使用する場合があります。すなわち、「価値前提」=「経営方針」の意味で使用します。(⇒「事実前提」=「事実実態」(調査確定すべきもの)との対比上、既に決定した上位方針を「価値前提」と言います。)したがって「価値転換」とは「経営方針」の変更・転換を意味します。

また、当「プログラム」の中で『顧客の求める価値』という場合がありますが、これは本来は「顧客ニーズの充足」「顧客満足」に近似の概念と解されます。が、本書の場合、顧客との『協創』という場合が多く、この場合は顧客と共に「社会への貢献」という概念を含み、日立が求める『価値』『理念』に近い概念と理解し得ます。したがいまして、当「プログラム」も、単なる「顧客ニーズの満足」を超えた『価値』『理念』を『協創』していくものと意識して使用します。(したがいまして、当サイトの『理念』、『三方よし』の「相手よし」及び「社会よし」の両義を包括した概念で使用することになります。)


尚、本書の場合、「『理念』と『価値』は不変ですが、『ビジョン』は時代とともに変わっていくものです。」とされています。

当サイトも同様に『三方よし』『パーパス』は不変ですが、『目的』(『ビジョン』)は時代環境(『内部環境』『外部環境』)を前提に設定されるものであり、環境適合することが求められることからも、「『目的』とは、本書の『ビジョン』と同じく、変わっていくものであり、むしろ、「環境変化の潮目を見ながら先取りして設定されるべきもの」と、積極的に変えていくべきものと考えています。

(2) 本プログラムは、本書の具体事象(用語)を抽象(要語)化しています。~この趣意は【著作権を守る】と同時に【三現主義】のススメにあります~。したがいまして、本書(【現物】)をご確認(精読)されながら、本「プログラム」をご活用されますことをお薦めします。⇒貴社、貴事業の【現場】【現物】【現実】に落とし込み、ご活用することを強くおススメいたします。 

「現場」の【基礎】(「インフラ」)の「現物」「現実」を知ることが第一歩!

(⇒これを『三現主義』といいますが、「現場」の【基礎】を深堀りする!かつ、合『目的』的思考・行動が求められています。2025年04月15日追記)

 本書は、こちらから購入することができます。

(3)今後、当サイトの理念(『三方よし』)の下、自らの「気づき」や「学び」の都度、及び、他の専門家の知見(『協働』)を得て、随時、当「プログラム」の改編が行われますことをご承知おきください。

>>>『壁』をこわす「プログラム」(1/3)>>>『壁』をこわす「プログラム」(2/3)>>>『壁』をこわす「プログラム」(3/3)


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