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『目的』は「ビジョン」であり、実現すべき「あるべき姿」!
以降『目的』といいます。
一方、類似の用語として【目標】があります。この【目標】は一定の時期までに到達すべき「数値」を指標とするものです。
多くは四半期、半期、1年単位の売上、利益、利益率等、短期の指標です。また、中期・長期計画の中で中期・長期の数値目標を示します。
この『目的』と【目標】の違いを理解し、問題を明確にすることが、今この時、極めて重要です。
今、必要なのは『目的』設定であり、この時代環境下、以下3点の「問題認識」が重要。
1.自然災害及び人的災害(「政治・経済・社会・技術上のハード/ソフトの作為、不作為」の災害)が人の住む「現場」の【基礎】を危機的状況に至らしめている。が、問題とされることが殆どない。
例えば、自然災害対策には「補正予算」対応、「予備費」対応というのが実態。ソフト対策である「セーフティネット」も即応の目標数値対策が実態。
2.上記1.の事実前提として、諸制度が【目標】数値管理に基づいている。
『目的』は「ビジョン」「あるべき姿」であり、その実現には多くの関係者の多様な要素の数値及び協働(総合)の数値が必要であるが、実態はその協働の数値化はなされず、容易に数値化が可能な各自・各部門の『目標』数値で対策評価がされている。いわゆる縦割りの予算制度とその執行が実態。
3.上記1.2.を要件とするその効果として社会のあらゆる階層・局面において、格差が発生、拡大してきている。(例を挙げるに事欠かない。以下例示のとおり。)
・貧富の格差、世代間格差、男女間格差、正規・非正規の格差、都市と地方の格差、大企業と中小・小規模事業者間の格差(不公正な取引の旧態依然の実態)、「セーフティネット」上の格差、他多数。
国際社会においても格差拡大、日本の経済的地位が沈下している。「失われた〇十年」と言われる。
※【特記メモ】:問題(「事実(の見え方)」)は立場によって、異なります。ここでの立場は、日本国憲法第三章で保障される日本国民の立場です。尚、弊所の事業方針とする『システム思考』では、『目的』を包含するものとして【目標】としていますが、問題の構造について、以下が参考となります。 『システム思考』(「ソリューションの視点」「問題の構造」)についての解説:コチラからご賢察をお願いします。
なぜ、今『目的』設定なのか?
→この『目的』と【目標】を峻別し、企業改革を成し遂げた日立の事例、コチラに記載しています。
弊所は、日立に学び、
『目的』をこのように設定し 、「事業方針」をこのように修正しました。
(すなわち、『目的』は、「新しい契約」で地域活性を目指す!とし、「事業方針」には、❝温故知新❞と❝深掘り❞を追加しました。)
なぜ、この『目的』であり、なぜ、❝温故知新❞と❝深掘り❞なのか?
コチラよりどうぞご覧ください。
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